アイディアは書き留めておけ。人の記憶はあてにならない。

はじめに

お疲れ様です。eximpです。

皆さんは日々の業務の中で、ふとした瞬間に良いアイディアが浮かんだことはありませんか?

しかし、そのアイディアを後で思い出そうとしても、うまく思い出せなかった経験はないでしょうか。実は、人間の記憶は完璧ではなく、アイディアを頭の中だけに留めておくと忘れてしまうことが多いのです。

この記事では、なぜアイディアを書き留めることが重要なのか、そしてそれがどのように業務に役立つのかについて考えてみましょう。

人は忘れる生き物

まず、人間の記憶についての基本的な事実を理解しましょう。心理学者エビングハウスの「忘却曲線」によると、新しい情報は最初の24時間で急速に忘れられてしまいます。例えば、朝に思いついた素晴らしいアイディアも、何もしなければ翌日には約70%を忘れてしまうのです。

さらに、現代の忙しい職場環境では、私たちの頭は常に情報で溢れかえっています。メールの返信、会議、タスクの管理など、日常業務に追われる中で、一瞬のひらめきを保持するのは難しいでしょう。このため、浮かんだアイディアをその場で書き留める習慣を持つことが非常に重要です。

書き留めることの利点

  1. 記憶の補助
    書き留めることによって、頭の中のスペースを確保し、他のタスクに集中できるようになります。アイディアを紙やデジタルデバイスに記録することで、後から参照することが可能になり、記憶の補助として機能します。
  2. アイディアの整理と発展
    書き留めたアイディアを見返すことで、新たな視点や改良点を見つけることができます。書き出すことで、漠然としたアイディアが具体化され、次のステップへと発展させることができます。
  3. 他者との共有
    アイディアを書き留めることで、チームメンバーや上司と共有しやすくなります。口頭での伝達よりも、書面での共有は正確であり、誤解を避けることができます。また、フィードバックを受けることで、アイディアをさらにブラッシュアップすることができます。

実践のためのツールとテクニック

アイディアを書き留めるための具体的な方法について考えてみましょう。

  1. ノートやメモ帳
    伝統的な方法として、紙のノートやメモ帳を持ち歩くことがあります。手書きの利点は、書く過程で頭の中が整理されやすい点です。
  2. デジタルツール
    スマートフォンやタブレットを活用することで、いつでもどこでもアイディアを書き留めることができます。例えば、EvernoteやOneNoteといったアプリは、テキストだけでなく、画像や音声も記録できるため、非常に便利です。
  3. ホワイトボード
    オフィス内では、ホワイトボードを活用することも有効です。チーム全員でアイディアを共有し、視覚的に整理することで、共同作業が促進されます。

私の場合

私のこのブログのネタは通勤中に思い浮かぶことがほとんどです。今、ネタのストックは30程度あります。

アイディアを思いついたらすぐにワードプレスのアプリを開き、仮タイトルを打ち込みます。

本文には伝えたい内容を単語の羅列レベルでメモしておきます。このように、後で記事にするための情報をすぐにメモしておきます。

以前、『これはいいネタだ!だから忘れないだろう。後で記事にしなきゃ』と思い、メモを怠りました。

結果見事にそのネタを忘れてしまい、悔しい思いをしました。今でも思い出せません….

結論

アイディアを書き留めることは、単なる記憶の補助にとどまらず、業務効率を向上させるための重要なスキルです。人間は忘れる生き物であるという前提を理解し、浮かんだアイディアをその場で記録する習慣を身につけることで、創造性と生産性を高めることができます。

忙しい日常の中でも、ちょっとしたひらめきを大切にし、それを形にしていくことが、皆さんのキャリアにおいて大きな違いを生むでしょう。

ぜひ、今日からアイディアを書き留める習慣を始めてみてください。それが、あなたの次の大きな成功への第一歩となるかもしれません。


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